タイとカンボジアの軍事衝突をめぐり、トランプ米大統領は26日(米東部時間)、両国首脳と電話協議し、双方が停戦協議に合意したことを明らかにした。衝突開始から3日が経ち、トランプ氏が自ら仲介に乗り出したかたちだ。
トランプ氏は26日、タイとカンボジアの首脳と相次いで電話協議したうえで、「両国はただちに会談し、迅速に停戦を成立させることに合意した」とSNSに投稿した。
投稿によれば、まずカンボジアのフン・マネット首相と協議したのちに、タイの暫定首相を務めるプームタム副首相兼内相とも電話で協議。両国が即時の停戦を望んでいることを確認し、再度カンボジア側に連絡したうえで、停戦協議に向けた合意に至ったという。
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